美しき野獣 G&F スー… それじゃ正人ちゃん 長い間ひきとめて ごめんなさいね 母さん どうしても 別れた理由は 教えてくれないの? それはママの 口から言えないわ いつかパパが 話してくれるのを お待ちなさい…… それじゃ… 元気でね 僕の名は相模正人 都内の中学2年生―― 両親は2年前に離婚し 今は美大教授で 画家の父と二人暮し 母とはこうして 週に一度 学校の帰りなんかに 会うのだけれど いつも 別れ際に見る 母の哀しい表情に 胸が痛むんだ 父さんに聞けったって あんまり話したこと ないんだよな そういえば今朝 何か話しがあるとか 親父言ってたけど どうせつまらない お説教だろうな ただいまー ん? お客さんでも 来てるのかな? 父さん いる? チャッ あっ…! 父のアトリエの ドアを開けると 男性の性器が 目に飛び込んできた 父が男性の裸体の 油絵を 描いているのだった どきっ ピース! な なんだか かるい人だな だけど すごく美青年… ググ… ハッ あの人の ………! おいおい譲司君 どうしたのかね? 私の絵は 春画じゃないんだよ すみません 思いがけない闖入者が 現れたもんで…… 闖入者? おお 正人 帰ってたのか ちょうどいい 紹介する人がいるから 入りなさい 譲司君も ひと休み したまえ 譲司君 これは私の ひとり息子の 正人で中学2年 この人は 父さんの大学の 学生で3年の 氷川譲司君だ よろしく! 僕は目のやり場に 困った… 彼のものは 大きくなったまま こっちを向いていたのだ ど どうも… 彼は アメリカ人との 混血でね 絵が完成するまで 我家に滞在して もらおうと思うのだ え…? 少しの間 世話になります 兄キとでも思って よろしくね! 正人 話というのは それだけだ それじゃあ譲司君 私たちはもう少し 続けようか 氷川譲司 ――か 大学3年なら 21かな ハーフかあ どうりで ハンサムだと思った 髪も赤いし それに… あのびっくりするぐらい 大きなチンチン… 大人の人って みんなあんなに 大きいんだろうか それとも やっぱりハーフ だからなのかな… それに あんなになっても 隠そうとも しなかった… チャー… 僕は小さい時から 自分がホモだと いうことを 自覚していた はあっ はあ… だけど 男性経験はゼロだし ときめく人も 現われなかった だけど 今は…… あああ 譲司さん! 僕は今 愛する人に 抱かれていた くううっ!! 出るうっ!! ドピュッ はっ はっ どうして こんなにも男の人を 好きになれるんだろう… 譲司さん… これからは毎日 会えるんだ ほんとは 本当に抱いて もらいたいけど 夢だろうな…… まだアトリエで モデルになって いるんだろうか たくましい 全裸のままで…… ヒタ ヒタ… ん? 鍵がかかってる カチャ カチャ ん―― あっ!? はあっ はあっ いつもながら ほれぼれする 巨大さだ…… 亀頭さえ口に入らない… まさに巨根と呼ぶに ふさわしい逸物だよ いつかこの24センチを 口に含んで みたいものだよ… で 出ますよ 教授……! ブシュッ 親父が… 親父が 譲司さんと…!! チャポン… あの親父が… ホモだった なんて…… そうだったのか 母さんが離婚したのも そのためだったんだ… 親父のやつ 自分の快楽のために 母さんを追い出したんだ… そしてよりによって その相手が 譲司さんだったなんて… キッ おっと 風呂だったのか 正人君 ハッ 悪いとこ 来ちまったかな ちょっと ウンコしたいんだけど トイレ使っても いいかな? あ あの どうぞ… よっと! 彼は憶することもなく 堂々と用便を始めた! しかし僕がもっと驚いたのは 彼が真っ赤なブリーフ 一枚だったことである ん―― プリッ おかしいだろ? こんなメッシュビキニ 一枚で ドキッ い いえ そんな… 筋肉の動きが よくわかるようにって 教授がね ジャーッ 親父のやつ… 何てみえすいた 言いわけを… 君―― 俺と教授が 抱き合ってるのを 見ていたろ? あっ!? 図星だろ? 何となく 気配がしたからね お察しのとおり 教授と俺とは ホモの間がらさ もう 2年は 続いてる 不潔だよ 親父のやつ… それが原因で 母さんと別れたってのに 改心するどころか 家の中でまで…… 何て 汚いんだ… 正人君 こっちを 向いてごらん 俺も汚いかい? 譲司さん… 君を見ると なぜかこうなっちまう 俺 親父さんより かわいい君のほうに 参っちゃってるんだろうな いつか俺の気持ちを 君に告白して 抱きたいと思ってた しかし 汚いと 思われてるようじゃ 君にそんなことを望むのさえ 見当違いだったんだね ごめんよ ばかなこと 言って… あ…… 勇気を 出すんだ…! 待って… 行かないで 僕もあなたが 好きなんです! 譲司さんは汚くない! 僕も初めて会った時から 譲司さんに抱かれたいと 思っていたんだ!! ザバッ 正人君!? グイ! そうだったのか よし 抱いてやる 今すぐここで 愛し合おう! コン コン 譲司君 ここかね? これから少し モデルの続きを してくれないかね? あ…… しょうがない 今はおあづけだが 夜になったらやろう ベッドで裸で 待ってろよ! あ…… チラッ チッ チッ チッ もうすぐ 譲司さんが やってくる… 思いきり 抱いてもらうんだ… お尻に入れられたって かまうもんか そしたら 僕もおかえしに 彼のあの大きな ピンクの亀頭を なめてやるんだ… コン コン 正人君 あっ え…? 親父さんが 放してくれないんだ 今日は全部で 6回も出したから 夜は解放してくれると 思ったんだけどね 悪いな 今度は絶対 抱いてやるよ パタン! はっ はっ おお… しまる! はあ… いいぞ 譲司君! はっ はっ じょ 譲司 お前は 美しい… 私は絶対 お前を はなさないぞ! おおおお〜〜!! バーン うっ! 親父の バカヤローッ!! これで2回も じゃまされた… うっ うっ… 親父がいたんじゃ 譲司さんと 抱き合うことなんか できやしないんだ… 譲司さんだって 僕の方がいいって 言ってくれたのに… 親父がいなければ 母さんと一緒に 暮らせる…… 親父さえいなければ 譲司さんの あのあつい胸に 思いきりあまえられるんだ ガッ 親父さえ いなければ…!! 完