BOY+愛^2 山川 純一 俺――富岡健二23歳 小学校で体育教師をしている者です 実は俺 少年愛者なんだけど 今回はそうなるきっかけになったでき事を話してみよう そのでき事っていうのには 俺にとって思い出したくないところもあるんだけど ま、時効でもあるし いいか… それは俺が小学5年の時 日直当番でおそくまで学校に残っていた日 ある教室の中から男の異様なうめき声がするのを聞いたんだ 不審に思って中をのぞいてみると そこには二人の男が全裸で床の上で抱き合っていたのだ! それは 教頭と若い体育教師のY先生だった オナニーさえ知らなかったその時の俺には 二人のやっていることが理解できなかったが 教頭先生の性器がY先生の肛門を出たり入ったりしている光景は 子供心にもショッキングなものだった それに下になったY先生が荒い息を吐きながら その行為を喜んでいるように見えるのが扇情的だった しばらくして教頭先生はじっと動かなくなったと思うと やがて服を着て教室を出て行った ひとりになったY先生は 床に裸体を横たえたまま 大きくなったチンポを握りしめると 激しくしごき始めた 俺は日ごろあこがれていたY先生の意外な姿に 激しい興奮を覚え その迫力ある光景をくいいるように見つめていた… しかし その時だった…! ガタ… Y先生が気づいた…! 彼は俺をじっと見つめていたが しまいにゆっくりと起き上がった… 逃げよう…! そう思った俺だったが 先生に見つめられて身動きもできないでいた… 先生は俺の所に全裸のままやって来た―― 俺はふるえながらその姿を凝視した… 体育教師らしい逞しい肉体 黒々と密生した陰毛 そして何よりも初めて見る大人の男の 巨大に勃起した性器の迫力に 俺は声もでなかった 先生は俺を教室に呼び入れ おもしろいものを見せてやると言いながら 大きくなった性器をしごいてみせた… 彼は俺のような少年に見られると 余計に興奮すると言いながら ますますしごく手に力をこめていった そして最後に白い飛沫の噴射―― 何もかもが初めての体験に 俺の頭はどうにかなりそうだった それ以後 二人は急速に親しくなり 俺は彼によってマスターベーションやセックス―― 果ては同性愛にいたるまで 様々な知識を得ていった そんな時 俺は逞しい先生に抱かれる喜びに 天にも登る気持ちだった 二人が親密な関係に入るのに時間はかからなかった 初めは苦痛でしかなかったアナルセックスも なれるにつれて快感となり 二人はひまさえあれば屋上に上がり 快楽の限りをつくした しかし、そんな日々も長くは続かなかった… Y先生が突然 俺を遠ざける様になっていったのだ 先生の家に行っても会ってもくれない… その理由は やがてわかった 彼が新しい少年愛の恋人を作っていたのだ 彼は俺と同学年の転校生だった… 肩を寄せ合った親しそうな二人の姿を見るにつけ 俺は突然の先生の心変わりが信じられない思いでいっぱいだった 思いあまった俺は 先生を屋上に呼んで 真意を問いただした 彼は俺にはもうあきたと言った… 俺が先生への愛を必死でうったえると 彼はうるさそうに俺を捨てた理由を話し始めた… 俺の肛門が度重なる使用でゆるみ始めてきたので 魅力がなくなった――と 俺のことはもう忘れてくれと言う 先生の言葉に俺はぼう然と立ちつくすばかりだった… 数日後、俺は彼と転校生との 決定的な場面を目撃することになった 二人は、かつて俺とY先生が愛を確かめ合っていた 学校の屋上で絡み合っていたのだ…! 太い巨根をぶち込まれた転校生の苦痛にゆがむ表情と 先生の愉悦に満ちた表情―― 彼が理想の少年を見つけた事実を知ると 俺の怒りは頂点に達した… それからの数日間 俺にははっきりした記憶がない… ただ、その間にY先生が学校の屋上からの 飛び降り自殺体として発見されるという事件が あったことだけは覚えている… 自殺の原因は不明だった―― それ以後、例の転校生が自閉症的状態におちいり 無口な少年に変わっていったことに 俺は意地悪な喜びを覚えたものだった 以上が俺のY先生との思い出なんだけど あれから10数年 今は彼を恨んではいない 彼とのことがあったからだろうか いつか俺も少年愛者の体育教師になっていた 思えば小学校の教師というのは 少年愛者にとっては天国かも知れないね 好みの少年がよりどりみどりなんだから 先生 先生 先生ったら! ん? ねえ さっきから何書いてんの? あ、ああ ちょっとあるところに手紙をね そんなことよりさ 早くやろうよ 僕してもらいたくて塾を抜け出して 先生のところに来たんだからさァ そうか それじゃあ うんとかわいがってやらなくちゃな ズ… ん…… こいつの肛門もだんだんとゆるんできている… 思えばあの時のY先生の言葉も 今になってわかるような気がする 少年愛の良さは 少年たちのやぶれそうにか弱い肛門を 細心かつ大胆に攻撃する醍醐味にある ゆるみきった肛門には何ら魅力を感じないのだ Y先生よ 俺もそろそろ新しい少年愛の相手が 欲しくなってきたようだぜ 完